-目次-
1.SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは?
2.SDGsアクションプラン2021_重点事項(外務省HP抜粋)
1.SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは?
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
2.SDGsアクションプラン2021_重点事項(外務省HP抜粋)
I.感染症対策と次なる危機への備え
①感染症対応能力を強化するため、治療・ワクチン・診断の開発・製造・普及を包括的に支援し、これらへの公平なアクセスを確保する。
②次なる危機に備え、強靱かつ包摂的な保健システムを構築し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けた取組を推進する。国内では、PCR 検査・抗原検査等の戦略的・計画的な体制構築や保健所の機能強化など、国民の命を守るための体制確保を進める。
③栄養、水、衛生等、分野横断的取組を通じて感染症に強い環境整備を進める。東京栄養サミットの開催を通じて世界的な栄養改善に向けた取組を推進し、国内では食育や栄養政策を推進する。
Ⅱ.よりよい復興に向けたビジネスとイノベーションを通じた成長戦略
①Society5.0の実現を目指してきた従来の取組を更に進めると共に、デジタルトランスフォーメーションを推進し、誰もがデジタル化の恩恵を受けられる体制を整備し、「新たな日常」の定着・加速に取り組む。
②ESG投資の推進を通じ、企業経営へのSDGs取り込みを促進すると共に、テレワークなどの働き方改革を通じてディーセントワークの実現を促進し、ワーク・ライフ・バランスの実現等を通じ、個人が輝き、誰もがどこでも豊かさを実感できる社会を目指す。
③バイオ戦略やスマート農林水産業の推進など、科学技術イノベーション(STI)を加速化し、社会課題の解決を通じてSDGsの達成を促進すると共に、 生産性向上を通じた経済成長を実現し、持続可能な循環型社会を推進する。
Ⅲ.SDGsを原動力とした地方創生、経済と環境の好循環の創出
①2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」への挑戦を通じ、世界のグリーン産業を牽引し、経済と環境の好循環を作り出していくとともに、防災・減災、国土強靱化、質の高いインフラの推進を継続する。
②「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」実現に向けた海洋プラスチックごみ対策などを通じ、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
③SDGs未来都市、地方創生SDGs官民連携プラットフォーム、地方創生SDGs金融等を通じ、SDGsを原動力とした地方創生を推進する。
Ⅳ.一人ひとりの可能性の発揮と絆の強化を通じた行動の加速
①あらゆる分野における女性の参画、ダイバーシティ、バリアフリーを推進すると共に、人への投資を行い、十分なセーフティネットが提供される中で、全ての人が能力を伸ばし発揮でき、誰ひとり取り残されることなく生きがいを感じることのできる包摂的な社会を目指す。
②子供の貧困対策や教育のデジタル・リモート化を進めると共に、持続可能な開発のための教育(ESD)を推進し、次世代へのSDGs浸透を図る。
③京都コングレスや東京オリンピック・パラリンピック等の機会を活用して法の支配やスポーツSDGsを推進すると共に、地球規模の課題に関して、国際協調・連帯の構築・強化を主導し、国際社会から信用と尊敬を集め、不可欠とされる国を目指す。
「SDGs(持続可能な開発目標)」について
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