「事後保全」について

事後保全は、機能が停止または低下した設備に対し、その原因を究明して対処する保全である。
突発的な故障が発生しても軽作業によってすぐに補修が可能な場合の保全方法として有効である。
突発的な故障を直すために、大規模な補修が必要とされたり、交換部品の調達に時間がかかる場合には設備機能の停止または低下した状態が長期間となるため注意が必要である。

「故障の程度」には、下記の２種類がある。
①機能停止型故障
・設備のある機能が完全に停止する故障

②機能低下型故障
・設備のある機能の一部が機能低下する故障