-はじめにー
世界中に蔓延した新型コロナウイルス感染症によって、日本がいかにデジタル後進国であるかが浮き彫りにされました。実際、リモートワークを経験した結果、これまでのムダに気づいた人も多いと思います。日本が世界からと取り残されないためにも「DX」に取り組んでいく必要があります。
-目次-
1.DXとは
2.DXが必要な理由
3.DXの取組の流れ
1.DXとは
DX(Digital Transformation:デジタルトランスフォーメーション)とは、仕事のデジタル化を進めることで、組織を変革させ競争力を高めるための「デジタル技術による変革」です。
経済産業省が2018年12月に発表した「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」では、以下のように定義されています。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
2.DXが必要な理由
事業におけるコスト削減や生産性の向上に加え、データを活用するためのシステム整備を行い、ビジネスモデルそのものを変革することで、企業は競争力を獲得し、ビジネスで生き残れる確率が高くなります。
3.DXの取組の流れ
①デジタル機器、環境の整備
②情報をデジタル化
③データを利用する方法を企画
④業務の改善、新しい事業
ーまとめー
withコロナの時代ではBCP対策としてのテレワークが必要です。そのためにはデータを一元管理するシステムの構築や業務プロセスを見直しデジタル化することが今後、ますます必要になります。