「ブレーカの極数と素子数」について

-目次-
1.ブレーカの極数と素子数
2.2P1Eと2P2Eの使い分け

1.ブレーカの極数と素子数
P(Pole:極):接続できる極数
E(Element:素子※):過電流引き外し素子数
※過電流が流れた場合に電気の流れを遮断する機能を持つ部品
①3P3E(極数3、素子数3)
・・・3相3線式

②3P2E(極数3、素子数2)
・・・単相3線式200V/100V

③2P2E(極数2、素子数2)
・・・単相2線式200V

④2P1E(極数2、素子数1)
・・・単相2線式100V


2.2P1Eと2P2Eの使い分け
 2P1Eブレーカは、1極にしか過電流引き外し素子がなく、2P2Eブレーカは、2極ともに過電流引き外し素子があります。
 内線規程では、中性線に過電流引き外し素子はなくてもよいとの規定があります。よって、2P1Eブレーカは単相3線式回路の100V回路に使用し、2P2Eブレーカは単相3線式回路の200V回路(100V回路にも使用可)に使用します。

タイトルとURLをコピーしました