「設計ミスの対処法」について

施工者から設計ミスを理由に追加費用を請求されることがあります。
その際、つい反射的な対応をしてしまいがちですが、まずは冷静に状況を分析することが大切です。

<対応手順>
①まずは施工者の話を聞く。
②設計図を確認し、事実関係を把握する。
③問題と課題を明確にする。
a)問題を明確にする。
(問題:発生しているネガティブな事柄、目標と現状の差、解決すべき事項)
b)調査・分析を行う。
c)多面的に課題を抽出する。
(課題:ネガティブな事柄を解決するために行うこと、目標と現状の差を埋めるためにやるべきこと)
d)課題解決方法を提案する。
④複数の対応案を検討する。
⑤費用と合わせて施工者と協議を行う。
⑥追加費用が大きい場合は、
・他のVE案との相殺を検討する。
・施主に事情を説明する。
⑦フィードバックにより再発防止を図る。

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