-目次-
1.IPアドレスとは?
2.グローバルIPとプライベートIP
3.IPアドレスとドメイン名の関連付け
4.LAN内で使用するIPアドレスのクラス
1.IPアドレスとは?
IPアドレス(Internet Protocol Address)とは、PCやスマホなどインターネット上に接続された機器が持つ住所のようなもので、ネットワーク上の機器を識別するために割り当てられたものです。
2.グローバルIPとプライベートIP
インターネット上で使用するアドレスをグローバルIPアドレス、特定の組織内ネットワークのみで通用するアドレスをプライベートIPアドレス(又はローカルIPアドレス)といいます。
①グローバルIPアドレス
「グローバルIPアドレス」は、インターネットを利用するときに割り振られるIPアドレスのことです。世界にただ一つのIPアドレスであり、複数の組織や端末で重複があってはならないため、勝手に設定して名乗ることはできません。アドレス発行組織に申請を行って割り当てを受ける必要があります。
②プライベートIPアドレス
「プライベートIPアドレス」は、各組織ごとに設置・運用されているLAN(構内ネットワーク)などのネットワーク上で用いられるアドレスで、申請などは不要で自由に機器に設定して使用することができます。
3.IPアドレスとドメイン名の関連付け
IPアドレスがあるおかげでホスト間の通信が可能になりますが、単なる数字の羅列であるため、日常的には使いづらいものです。そこで、IPアドレスをドメイン名として表示させることで、ユーザーが使いやすく、思えやすいものにしています。IPアドレスとドメイン名を関連させる役割は、DNSサーバーと呼ばれるサーバーが担っています。
4.LAN内で使用するIPアドレスのクラス
LAN内で使用するIPアドレスは、ネットワークを構成するパソコンの台数に応じて3つのクラスに分かれます。
・クラスA:大規模ネットワーク
・クラスB:中規模ネットワーク
・クラスC:小規模ネットワーク
同一のネットワーク内では、同一クラスのIPアドレスである必要があります。実際には、IPアドレスは、ピリオドで区切られた4つの数字の羅列で構成されていて、4つのうち最初の数字で、クラスが分けられます。
IPアドレスの例:123.124.0.255
「IPアドレス」について
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