「無停電電源装置」について

-はじめにー
 無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power System)は、交流電源による負荷給電中に瞬時電圧降下や停電などの電力障害が発生した際、負荷給電を継続できるよう、交流・直流を変換する変換器と蓄電池などのエネルギー貯蔵装置を組み合わせてものです。データセンターや半導体工場、びょうんの通信設備など負荷給電に高い信頼性を求められる設備に特に設置されます。

-目次-
1.UPS設計時の確認項目
2.UPS基本仕様の選定

1.UPS設計時の確認項目
①負荷について
・負荷の使用(定格電圧、周波数、力率等)
・負荷の目的、用途
・負荷の運用条件
・負荷の回路数、容量
②UPS(本体)について
・システム方式(信頼度レベル)
・保守対応
・将来拡張、リプレース
③UPS(蓄電池)について
・停電補償時間
・蓄電池の種類、リプレース
④一時側入力電源について
・UPSへの引込回線の本数、定格電圧
・非常用発電機の運用
⑤設置環境について
・空調設備
・搬出入スペース
・ケーブルルート等(ノイズ、ルート分散)

2.UPS基本仕様の選定
①停電補償時間について
大型システムは10分、非常用発電機のある中小型システムは5分が多く用いられています。
②蓄電池について
UPS用蓄電池としては、完全密封型で保守の不要なMSEが多く用いられています。

ーまとめー
UPS容量の算出においては、負荷の力率や始動特性、負荷の同時稼働率や負荷率を考慮して、UPS容量が過大にならないよう算出する必要があります。

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