AutoCad「ハッチング(透過性)」について

画層毎またはオブジェクト毎に「透過性」の設定が可能である。(AutoCad 2011以降)

「透過性の設定方法」

①画層毎に設定
画層プロパティ管理にある「透過性」で設定する。(範囲:0-90)

②オブジェクト毎に設定
オブジェクトプロパティ管理にある「透過性」で設定する。「Bylayer」となっている場合は、そのオブジェクトの属する画層で設定した通りとなる。
線分などのオブジェクトの透過性については、幅のあるポリラインなどを作図する。または、線の太さの設定をONにする。

③既に作図したハッチングに透過性を設定

1)ハッチングを選択後、リボンの「ハッチングエディタ」→「プロパティ」内の「ハッチング透過性」
2)「修正」→「オブジェクトプロパティ管理」内の「透過性」または、ハッチングを選択して右クリック→「ハッチング編集」を開き、「透過性」

④新たにハッチングを作成する時に透過性を設定
1)リボンの「ハッチング作成」→「プロパティ」内の「ハッチング透過性」
2)「作成」→「ハッチング」内の「透過性」

⑤画面上で透過の状態を確認
ステータスバーの「透過性を表示/非表示」

⑥印刷時に透過を有効にする場合
印刷画面で「透過性を印刷」にチェックを入れる。

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