-はじめにー
実施設計図の作成などを協力事務所へ外注依頼する場合には、いくつかの注意点があります。これらの注意点を怠ると、手戻り作業が増え、スケジュールの遅延に繋がります。
-目次-
1.協力事務所へ提示すべき資料
2.作図ルールの確認
3.成果物の確認
1.協力事務所へ提示すべき資料
協力事務所との最初の打合せ時に用意しておくべき最低限の資料を下記に記載します。
①建築概要
②基本設計計画書
③全体スケジュール
④作業工程表
⑤図面リスト
⑥検討資料
⑦その他
2.作図ルールの確認
協力事務所との最初の打合せ時に確認すべき作図ルールを下記に記載します。
①CADの種類(AutoCadが一般的)
②縮尺設定
③線種設定
④レイヤー設定
⑤建築図の白図化の方法
⑥その他
3.成果物の確認
協力事務所との最初の打合せ時に確認すべき成果物を下記に記載します。
①実施設計図
②各種計算書(照度計算書、幹線計算書など)
③その他
また、積算作業を依頼する場合は下記の確認が必要です。
①見積書(Excelファイル、RIBC2等)
②拾い書
③メーカ見積書
④メーカ見積比較表(3社)
⑤カタログコピー、物価本コピー等
⑥その他
ーまとめー
協力事務所への指示の仕方によって、作業効率に大きく影響します。協力事務所にとって分かりやすい指示の仕方を工夫することがとても大切です。